[東京 10日 ロイター] - 10日の東京株式市場で日経平均<.N225>は終値が始値を下回り、日足は3月30日以来、8営業日連続で「陰線」となった。

2012年11月以降のいわゆるアベノミクス相場において、連続して陰線が出現した日数として最長となった。地政学リスクへの警戒感がくすぶる中、「相場の地合いの弱さを象徴している」(銀行系証券)との声が出ている。

これまでアベノミクス相場では、16年4月25日─5月9日の7営業日連続が、陰線が出現した日数として最長だった。この時は約1か月後の6月24日に英国の欧州連合(EU)離脱を問う国民投票があり、日経平均は16年の最安値(ザラ場ベース)を付けた。

四本値の算出が可能となった1985年以降では、12年4月25日─5月16日に13営業日連続で陰線が出現しており、これが最長記録となっている。これに次ぐ連続記録は、リーマン・ショックがあった08年9月26日─10月10日の11営業日。12年は6月4日に、08年は10月28日にその年の最安値を付けており、連続記録がストップした後も相場は弱含みで推移した。

(長田善行)