[ルッカ(イタリア) 10日 ロイター] - イタリア北西部ルッカで10日、主要7カ国(G7)外相会合が2日間の日程で始まった。G7はロシアに対し、シリアのアサド政権への支援を断ち切り、G7と共に足並みを揃えて問題解決に当たるよう圧力を強める構えだ。

米国は、アサド政権軍と見られる毒ガス攻撃で多数の犠牲者が出た事件を受けて方針を転換、先週シリア軍施設に巡航ミサイルを発射した。ティラーソン米国務長官は11日、G7外相会議後にロシアを訪問する。

ジョンソン英外相はティラーソン氏との会談後、「西側諸国、およびここにいるすべての同盟国の総意として、ロシアに対しその暴君への支持を続けるのか、それともわれわれと協力してより良い解決策を目指すのか迫るよう、ティラーソン氏に明確に委任することをわれわれは目指している」と述べた。

ロシアが方針を変えなければ、制裁を科すこともあり得ると述べ、シリアやロシア軍関係者に対する追加制裁措を視野に入れているとした。

その上で、プーチン大統領とシリアのアサド大統領との緊密な関係がロシアの評判を損なっていると話した。

議長国のイタリアは、シリア問題の解決に向けて、トルコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ヨルダン、カタールの外相もG7会合に招いた。これらの国はいずれもアサド政権に反対している。

G7会合ではこの他、北朝鮮問題なども話し合う見通し。米国は原子力空母カール・ビンソンを朝鮮半島周辺に派遣した。

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