[ブダペスト 11日 ロイター] - ハンガリーのアーデル大統領は10日、同国出身の米著名投資家ジョージ・ソロス氏が共同創設した「中央ヨーロッパ大学(CEU)」を閉鎖に追い込む可能性のある教育関連改正法案に署名した。

この法案を巡っては、首都ブダペストで9日、オルバン首相の在任7年で最大規模となる抗議デモが行われたほか、10日も多くがデモ行進に参加。また、12日にもデモが予定されている。

ノーベル賞受賞者17人を含む500人以上の著名学者がCEUへの支持を表明。アーデル大統領は、法案は学問の自由や国際法を侵したものではないとし、政府に大学側との協議を持つよう求めた。

アーデル氏は国営ハンガリー通信(MTI)に対し、「ハンガリーにある外国の大学で生み出された価値は維持され、蓄積されるべきで、学術研究は邪魔されることなく続けられるべき」と述べた。

CEUは声明で、政府との交渉は受け入れるとしつつ、学問の自由について「交渉の余地はない」と語った。