[11日 ロイター] - 調査会社Ifopフィデュシアルが行ったフランス大統領選に関する最新の世論調査によると、4月23日の第1回投票での各候補者の支持率は、極右政党・国民戦線(FN)のルペン候補24%、中道系独立候補のマクロン氏23%、急進左派のメランション氏19%、右派候補のフィヨン氏18.5%となり、メランション氏が3位に浮上した。

2位のマクロン氏とメランション氏との差はわずか4%ポイント。有権者の約3人に1人はまだ投票する候補を決めておらず、極右のルペン氏と極左のメランション氏が上位2名による決選投票に進む可能性も出てきた。

メランション氏は富裕層への100%課税や北大西洋条約機構(NATO)離脱、欧州連合(EU)との関係再交渉などを公約に掲げる。

クレディ・アグリコルの為替戦略部長は、メランション氏をめぐる新たな動きを踏まえると、第1回投票に向けたリスクは拡大しているとした上で「極右候補と極左候補が対決するリスクはこれまで誰も予想していなかったものの、ここにきて可能性を排除すべきでない」と分析した。

こうしたなか、調査会社エラブによる別の調査によると、第1回投票の支持率は、ルペン氏23%、マクロン氏23%、フィヨン氏19%、メランション氏17%となっている。