[ロンドン 11日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した3月の英消費者物価指数(CPI)は、前年比2.3%上昇し、予想と一致した。

昨年は3月だった復活祭(イースター)が今年は4月に後ずれしたことから、3月に航空券価格が下落し、CPIを押し下げた。

4月には航空券価格の上昇が見込まれるほか、多くの電力会社が4月から料金を値上げしており、今後CPIに上昇圧力がかかると予想されている。

また、エコノミストは、ポンド安による影響が今後数カ月でより顕著になると指摘。CPIの伸びは3%台まで上昇し、その後低下するとの見方が多い。

一方、ハーグリーブス・ランズタウンのアナリスト、レイト・カラフ氏は、現在の物価上昇は、ポンド安と商品価格の上昇が要因で、国内の賃金上昇は伴っていないと指摘。イングランド銀行(英中銀)が今後いつ利上げに動くかを見極めるには、CPIと一緒に賃金もしくは個人消費動向に目を向ける必要があるとの考えを示した。

*内容を追加しました。