[サンフランシスコ 11日 ロイター] - 米サンフランシスコ(SF)地区連銀のウィリアムズ総裁は、年内3─4度の利上げ、および今年終盤のバランスシート縮小開始が適切との認識を示した。独紙ベルゼン・ツァイトゥングとのインタビューで述べた。

総裁は「われわれは今年と来年にかけて政策金利を通常の水準に一段と近づけ、年末にかけてバランスシートの正常化にも着手する必要がある」とし、「今年3─4度の利上げは適切なもようだ」とした。

また4.5%の失業率は自身が完全雇用と考える水準を割り込んでいると指摘。「年末にかけて休止するか一段と引き上げるかするために体勢を整えておくことは理にかなう」と述べた。

同総裁はまた、独ハンデルスブラット紙のインタビューに対し、「景気見通しに対する幾分の上振れリスク」により、FRBは現在の予想よりも速いペースで利上げせざるを得なくなる可能性もあるとの考えを示した。

このほか、トランプ米大統領は米国に対し貿易黒字を抱えている中国などに対し関税をかけるとの選挙公約を実行に移す可能性について言及。サプライチェーンは広く考えられているよりも世界的に統合されているため、高関税の導入は「成長、雇用、インフレに悪影響を及ぼす」恐れがあると述べた。

トランプ氏の選挙公約と大統領としての実際の政策との間にはかい離があり、こうした事態にはならない可能性はあるとしながらも、「1つのリスクとして挙げられる」とした。