[ワシントン 11日 ロイター] - 米労働省が公表した2月の求人労働移動調査(JOLTS)によると、求人件数(季節調整済)は11万8000件増の574万3000件と、昨年7月以来の高水準を記録した。

一方、採用ペースは低下し、労働市場の状況は一段と引き締まりつつ、雇用のミスマッチが拡大していることを示唆した。

求人件数の増加に伴い、求人率は3.8%に上昇。過去4カ月は3.7%で横ばいだった。

一方、採用件数は540万人から530万人に減少。採用率も3.7%から3.6%に低下した。

MUFGユニオン・バンクのチーフエコノミスト、クリス・ラプスキー氏は「米国全土でこれまで見られなかったような職能のミスマッチが起きている」と話す。

米失業率は約10年ぶり低水準の4.5%と、米連邦準備理事会(FRB)が完全雇用と考える水準(中央値)を下回っている。