[アブジャ 12日 ロイター] - 国連児童基金(ユニセフ)は12日、イスラム過激派ボコ・ハラムが子どもを自爆犯として使うケースが今年に入って急増していると報告書で明らかにした。

ボコ・ハラムと戦っているナイジェリア、ニジェール、カメルーンとチャドの4カ国で今年1─3月、27人の子どもが自爆攻撃に利用され、前年同期の9人から急増した。2016年通年では30人で、その大半が少女だったという。

活動8年目を迎えるボコ・ハラムは、これまでに2万人以上を殺害。2014年に、ナイジェリア北東部チボクで女子学生ら200人以上を拉致し、世界的に知られるようになった。

ユニセフによると、ボコ・ハラムは誘拐した子どもに性的暴行を加えることも多く、自爆や戦闘支援、戦闘員との結婚などを強制しているという。

ユニセフの西部・中部アフリカ地域事務所代表のマリー・ピエール・ポワリエ氏は「こうした子どもたちは被害者であり、加害者ではない」と強調。「強制したりだましたりして自爆攻撃させることは、非難に値する」と語った。