ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み
【第28回】 2017年5月16日
著者・コラム紹介バックナンバー
近藤宣之

なぜ、日本レーザーは
70歳まで生涯雇用するのか?

1
nextpage

◎倒産寸前「7度の崖っぷち」から年商4倍、23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロ!
◎「赤字は犯罪」&「黒字化は社員のモチベーションが10割」と断言!
◎学歴、国籍、性別、年齢不問! ダイバーシティで女性管理職3割!
◎「2-6-2」の「下位20%」は宝! 70歳まで生涯雇用!
……こんな会社が東京・西早稲田にあるのをご存じだろうか?
現役社長の傍ら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾から慶應義塾大学大学院ビジネス・スクールまで年50回講演する日本レーザー社長、近藤宣之氏の書籍『ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み』が話題。発売早々第5刷となった。
なんと、政府がこれから目指す施策を20年以上前から実践している小さな会社があった! 「7度の崖っぷち」からの大復活! 一体、どんな会社なのか?

「70歳まで再雇用」する理由

近藤 宣之(Nobuyuki Kondo)
株式会社日本レーザー代表取締役社長。1994年、主力銀行から見放された子会社の株式会社日本レーザー社長に就任。人を大切にしながら利益を上げる改革で、就任1年目から黒字化させ、現在まで23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロに導く。2007年、ファンドを入れずに役員・正社員・嘱託社員が株主となる日本初の「MEBO」を実施。親会社から完全独立。現役社長でありながら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾、慶應義塾大学大学院ビジネス・スクールなど年50回講演。東京商工会議所1号議員。第1回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の「中小企業庁長官賞」、東京商工会議所の第10回「勇気ある経営大賞」、第3回「ホワイト企業大賞」など受賞多数。
【日本レーザーHP】 www.japanlaser.co.jp/
【夢と志の経営】 info.japanlaser.co.jp/

 私が会社を経営する目的は、次の「2つ」に集約できます。
 会社を経営する目的とは、

●「社員の『雇用』を守ること」
●「社員の『成長』を促すこと」

 私の理念は、「雇用」です。

 私が会社を経営しているのは、「人生の3つの喜びを知ってもらうために、人を雇用し、成長させる」ためです。

 私は、「雇用を犠牲にするような経営をしてはならない」と考え、生涯雇用を掲げています。
 去る人間は追いませんが、私から辞めさせることは絶対にしません。 

 会社は、人を雇用するために存在するのですから、雇用した以上は、会社都合で辞めさせることはありません。

 「会社都合でリストラをする」ということは、社員の成長を途中で打ち切ることになる。
 それでは、会社を経営する目的(理念)に反してしまいます。

 終身雇用が日本的経営の特徴だと言われますが、実際はほぼ60歳で定年です。
 人生50年時代ならまだしも、日本の健康寿命(自立してすごせる期間)は、男性が71.11歳、女性が75.56歳です(2013年調べ/「日本経済新聞」2015年8月28日付)。
 今の時代に、60歳定年はふさわしくありません。

 日本レーザーは、就業規則に「70歳までの再雇用」を定め、いずれは「80歳」まで延長したいと考えています。

 また、社員が育児や介護、病気などで満足に働けなくても、短時間労働や在宅勤務に切り替えて雇用を守ります。
 雇用を守られている安心感があるからこそ、社員は成長し続けることができる。「生涯雇用」こそ、最大のセーフティネットなのです。

次のページ>> 著者からのメッセージ
1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
最新の科学でわかった! 最強の24時間

最新の科学でわかった! 最強の24時間

長沼敬憲 著

定価(税込):本体1,400円+税   発行年月:2017年4月

<内容紹介>
生物学、脳科学、医学で次々と解明されてきている、人間の心身を支配する生体リズムの仕組み。健康管理から勉強、ビジネスに至るまで、人間のあらゆる行動に存在している、それをするのに最適な時間を理解すれば、何事にも効率的かつ確実に目的を達成することが可能になる。

本を購入する
ダイヤモンド社の電子書籍

(POSデータ調べ、5/14~5/20)



近藤 宣之(こんどう・のぶゆき)

株式会社日本レーザー代表取締役社長。慶應義塾大学工学部卒業後、日本電子株式会社入社。28歳で異例の労働組合執行委員長に推され11年務める。そこで1000名のリストラに直面した後、取締役米国法人支配人、取締役国内営業担当などを歴任。1994年、債務超過に陥り、メインバンクからも見放された子会社の日本レーザー社長に。就任1年目から黒字化させ、現在まで23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロに導く。社員数55名、年商約40億円の会社ながら、女性管理職が3割。2007年、社員のモチベーションをさらに高める狙いから、ファンドを入れずに役員・正社員・嘱託社員が株主となる日本初の「MEBO」を実施。親会社から完全独立する。現役社長でありながら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾、慶應義塾大学大学院ビジネススクールなどでも講師を務め、年間50回ほど講演。全国から講演依頼が絶えない。第3回「ホワイト企業大賞」など受賞多数。


ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み

 倒産寸前から年商4倍、23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロ! 「赤字は犯罪」 & 「黒字化は社員のモチベーションが10割」 と断言。学歴、 国籍、 性別、 年齢不問! ダイバーシティで女性管理職3割、「2-6-2」 の 「下位20%」 は宝!70歳まで生涯雇用……こんな会社が東京・西早稲田にあるのをご存じでしょうか。
 7度の崖っぷちに立ちながらも、人を大切にしながら利益を上げる改革で、全国から講演依頼が絶えない日本レーザー社長の初の経営書! 「黒字化は社員のモチベーションが10割!」と断言する著者が、どうしたら社員のモチベーションが高まり、維持され続けるのか?
日本全国の経営者の悩みが、この本ですべて解決します!

「ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み」

⇒バックナンバー一覧