[東京 14日 ロイター] - ロス米商務長官が来日し、18日に安倍晋三首相と会談する方向で調整していることが明らかになった。政府筋が14日明らかにした。ロス長官は麻生太郎副総理兼財務相や世耕弘成経済産業相とも会談する予定で、通商交渉で米側がどのような具体的要求を示してくるのか注目される。

18日には、ペンス米副大統領と麻生副総理による日米経済対話の第1回会合が開催されるが、同じ日にロス長官と安倍首相との会談も行われる見通し。このほか、麻生副総理、世耕経産相との会談も同日中に開催する方向で調整が進んでいる。

関係筋によると、ロス商務長官は、トランプ米大統領が重視する貿易不均衡の是正に向けた通商政策の事実上の責任者。

ロス長官は日米経済対話には参加しない見通しだが、トランプ政権が重要視している自動車や農業分野での輸出拡大などを巡り、具体的な要求を今回の一連の会談で明らかにするのか日本政府側も注視している。ロス商務長官の対応によっては、日米経済対話の行方にも影響が出てくる可能性がある。

(竹本能文 編集:田巻一彦)