[ソウル 17日 ロイター] - 韓国の黄教安・大統領代行とペンス米副大統領は17日会談し、北朝鮮による一段のミサイル発射や核実験を容認しないとの姿勢を強調した。

会談後の記者会見では、韓国に米軍の新型迎撃ミサイルTHAAD(サード)を配備する計画を進めることを確認。配備に反発する中国が韓国に対し報復的な行動をとっていることについて遺憾の意を示した。

ペンス米副大統領は現在、アジア歴訪中で、韓国は最初の訪問国。

ペンス米副大統領は共同記者会見で、北朝鮮はトランプ米大統領の行動と意思に留意すべきと警告。「世界はこの2週間に、シリアやアフガニスタンでとった行動を通じて、トランプ米大統領の強さと決意を目の当たりにした。北朝鮮は、トランプ大統領の決意や、この地域における米軍の強さを試すようなことはしないほうが賢明だ」などと語った。

<「戦略的忍耐」は終わり>

ペンス米副大統領はきょう会談に先立ち、南北の軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)付近の米軍基地を訪問。副大統領は、米国の北朝鮮に対する「戦略的忍耐」の時代は終わったと強調。米国は韓国との「鉄の同盟関係」を支持し、力を通じた平和を模索する姿勢を示した。

米副大統領は「この国の人々の安定を確保するため、あらゆる選択肢を検討する」とした上で「戦略的忍耐の時代は終わった」と述べた。

米副大統領は、中国が北朝鮮の「政策変更に必要な行動をとる」ことをトランプ大統領は望んでいるが「中国が問題に対処しないのであれば、米国と同盟国が対処するとの意思を鮮明にしている」と説明した。