[フランクフルト 18日 ロイター] - ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は18日、今年1─3月期の連結営業利益が前年同期比28%増の44億ユーロ(47億ドル)になったもようだと発表した。主要な業績指標だけを前倒しして明らかにした。

ディーゼル車での排ガス不正を受け、苦境にあった中核の「VW」ブランド車が増益となり、グループ全体の業績改善を後押しした。

VWは昨年、販売台数でトヨタ自動車<7203.T>を上回り、世界最大の自動車メーカーとなったが、アナリストはVWブランドの持ち直しが今後の見通しにおいて鍵を握るとみていた。

第1・四半期のVWブランドの営業利益は約9億ユーロ。前年同期の7300万ユーロから大きく増加した。VWは同ブランドの増益要因としてティグアンといった新モデル導入の成功などを挙げたほか、固定費の最適化も業績にプラスだったとした。

傘下のアウディやシュコダといった他のブランドも業績に貢献したとしたが、詳細は明らかにしなかった。

今年通年での連結ベースの売上利益率は6─7%を見込んでいる。

1─3月期の詳細な決算は5月3日に発表する予定。

VW株はこの日、終値で4.4%高だった。