[北京 19日 ロイター] - 上海証券報は19日、中国政府が不良債権処理の新たな手段として、年内に一部の中堅銀行に対し、不良債権を原資産とする資産担保証券(ABS)の発行を認める方針だと伝えた。情報源は明らかにしていない。

対象となる中堅銀行は、中国民生銀行<600016.SS><1988.HK>、光大銀行<601818.SS>、中信銀行(CITIC)<601998.SS>、興業銀行<601166.SS>、北京銀行<601169.SS>など。

中国政府が金融システムのリスク抑制を目指す中、中国の銀行にとって不良債権の処理は急務となっている。

政府は昨年、中国工商銀行<1398.HK><601398.SS>、中国建設銀行<0939.HK><601939.SS>、中国農業銀行<601288.SS><1288.HK>、招商銀行<600036.SS><3968.HK>など大手国有6行を対象に、不良債権を原資産とするABS発行を認める試験プログラムを開始。6行は総額500億元のABS発行枠を認可された。

上海証券報によると、同プログラムの対象を今年拡大した後もABS発行枠は500億元で維持される見通し。