[東京 19日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の108.67/69円だった。午後には日経平均株価の持ち直しをながめてじり高となったものの、目先の手掛かりに乏しいことから積極的な取引は手控えられた。

午後のドル/円は、総じて「目先の手掛かりがなく、動きようがない」(邦銀)とされ、値幅も限られた。午前に観測された国内勢からのドル買いが細った一方、投機筋のドル売りも出ず「積極的な動きは見られない」(国内金融機関)との声が聞かれた。

米10年国債利回り<US10YT=RR>は2.18%付近での小動きが続いた。 前日の米国時間には弱い住宅関連指標が意識され、米10年国債利回りは一時2.1647%まで低下し、昨年11月10日以来5カ月超ぶりの水準となった。

最近の弱い指標を背景に、米国が6月も9月も利上げできないとの見方の広がりとともに「金利先安感が強まってきている」(別の国内金融機関)といい、米国債利回りの上昇を抑えているという。

ドル/円については「地政学リスクや政治リスクもくすぶっており、ドルロングを仕込む動きは強まりにくい」(同)との声が出ていた。

もっとも、朝方の取引で一時108.39円まで弱含んだ後は、前日の海外市場でも108円割れを免れたことで、下値攻めの気運は盛り上がらなかった。仲値公示にかけては、若干の実需のフローを背景にドルが買い進まれ、一時強含んだ。

英ポンド/ドルは1.2826/30ドルと、朝方の高値1.2860ドルから小幅に下落した。英ポンドは前日、メイ首相による英総選挙の前倒し表明を受けて一時1.2908ドルと、昨年10月3日以来の水準まで急騰した。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 108.67/69 1.0717/21 116.47/51

午前9時現在 108.53/55 1.0726/30 116.42/46

NY午後5時 108.42/44 1.0732/35 116.32/36

(為替マーケットチーム)