[ジャカルタ 19日 ロイター] - インドネシアのジャカルタ特別州で19日、知事選の決選投票が行われた。キリスト教徒の現職とイスラム教徒の候補の決選投票となり、宗教的な緊張が高まる中、インドネシアのジョコ大統領は国民の統合を呼び掛けた。

決選投票を巡っては、ジャカルタ・ポスト紙が今週、同国史上で「最も汚く、最も分極化して対立した」と表現したが、警察によると、19日午前、投票はスムーズに行われた。

ジョコ氏は、ジャカルタ中心部の投票所で投票した後に声明を発表。「政治的な違いは、私たちの統合を壊すべきではない。誰が選ばれようと、受け入れなければならない」と述べた。

民間調査機関の暫定的な開票結果によると、イスラム教徒のアニス・バスウェダン前教育・文化相の得票率は57%で、キリスト教徒で中国系の現職バスキ・プルナマ(アホック)知事の43%を大きく引き離している。

インドネシアの首都であり商業の中心地でもあるジャカルタ特別州知事選は、2019年の大統領選の前哨戦とみられている。

ジョコ大統領の与党がバスキ氏を支持。一方、2014年の大統領選でジョコ氏に敗れ、次回の大統領選に出馬する可能性もある元軍高官のプラボウォ・スビアント氏がアニス氏を支持している。

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