[ブリュッセル 19日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会の報道官は19日、英国の離脱に関し、ユンケル委員長が実質的な交渉は6月8日の英総選挙後にスタートするとの認識を示していると明らかにした。

同報道官は、メイ英首相が総選挙の前倒しを表明したことを受けて同首相とユンケル委員長が18日に電話協議を行ったとし、「その協議を受け、委員長はEU基本条約(リスボン条約)第50条に関する英国との実質的な政治交渉は6月8日の選挙の後になるとの認識を示した」と語った。

「総選挙にかかわらず、交渉は6月に始まる予定になっていたため」離脱交渉が遅れる訳ではないという。

報道官はまた、ロンドンに拠点を置く欧州銀行監督機構(EBA)と欧州医薬品庁(EMA)の今後の拠点について、離脱交渉に含まれないとの認識を示した。

英政府の離脱担当当局者が17日、これら2機関の今後の拠点は決まっておらず、交渉次第との見解を示したことを受けた発言。

同報道官は「欧州機関はEU域内を拠点にすべきだ」とし、英国を除く27カ国で決める方針を示した。