[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米大統領は、外国から輸入する合金鋼などの鋼製品が米国の国家安全保障に打撃を与えていないかどうかの調査を指示する見通し。トランプ政権の当局者2人が19日明らかにした。

大統領はホワイトハウスで20日開くイベントに合わせ、調査を指示する覚書に署名する予定。イベントには米鉄鋼メーカーの幹部も招かれている。

1962年通商拡大法第232条は、大統領に対し、国家安全保障を理由に輸入規制を課すことを認めている。

政権当局者の1人は、艦船の装甲板などに使用される合金鋼の輸入を巡り、国家安全保障への影響が懸念されていると指摘。生産に熟練技術が必要な合金鋼の輸入により、「国家安全保障に深く関わる製品の生産に必要な技術や知識を受け継ぐ米産業界の能力が妨げられる」懸念があると語った。

また、今回の指示は特定の国ではなく、特定の「製品」を対象としたものだと述べた。

ロス商務長官は19日夜、外国製鋼製品への調査を開始した。

別の政権当局者によると、大統領はロス長官に対し、提言とともに調査結果を提出するよう求める見通し。