それもあって、ふんぞり返っている、エラそうな態度をとる教師は少なくありません。私が直接被害を被ったわけではないですが、中学のときの校長が自ら無事に退職したいがために、嫌いな教師を1年だけ他校に飛ばしたことがありました。

 きっと、その教師に何か弱みを握られていたか、その教師がいると自分の身が危うくなるかのどちらかで、何かしら都合が悪かったんでしょうね。校長が退職した春から、その教師は戻ってきましたが、今思えばドロドロした世界だなあと嫌になりますね」(30代男性)

 身勝手な事情で人材の異動や配置を決めるのは、以前取り上げた「モンスター人事部」で紹介したエピソードに近い部分もあるが、校長という権限をフル活用した、嘆かわしい話である。飛ばされた教師を慕っていた生徒もいたはずなのに。

男ばかりの職場に女子大生
署内で堂々とナンパする警察官

 最後に再び、警察官のエピソードを紹介して締めたい。

 「大学生のときに痴漢に遭い、加害者をつかまえて、駅で引き渡したことがあります。その後、警察署へ行って被害者供述調書を取られている途中、元気な若い警察官が突然、取調室に入ってきたんです。『ちゃーっす!』みたいな、街中で見かける怖い表情をした警察官らしからぬ、ノリのいい挨拶をされてびっくり。

 『痴漢に遭ったんだって? つらかったね。怖かったね。でも大丈夫。僕に任せてよ!』と満面の笑みを浮かべて言う彼に、空腹と緊張、不安でいっぱいになっていた私の心は少し緩んだんです。見た目も爽やかで、ちょっとカッコよかったし、この人、頼りになるかも、と期待したんです。

 その後、大学や年齢、住んでいる場所など、いろいろ聞かれたので、さっきも別の警察官に伝えたのにまた必要なのかなと思い、すでに供述調書に取られた内容を馬鹿丁寧に答えていたんです。そんななか、中年のおじさん警察官が戻ってきて『お前、何油売ってんだ。早く戻れ!』とぴしゃり。