[ニューヨーク 20日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀が20日に公表した4月の業況指数は22.0と、4カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。市場予想の25.0を下回った。

3月は32.8だった。2月は33年ぶりの高水準をつけていた。

フィラデルフィア地区連銀の上級経済アナリスト、マイケル・トレビング氏は電話会見で「非常に高い水準からは落ち込んだが、依然とても良い数値だ」と述べた。

製造業の先行き指標となる新規受注指数は27.4と、1987年12月以来の高水準だった3月の38.6から低下した。

6カ月先の業況見通しは45.4と、2014年8月以来の高水準だった3月の59.5から下がった。

支払価格指数は33.7と、11年5月以来の高水準をつけた3月の40.7から低下した。

一方、従業員数指数は19.9と、11年5月以来の高水準に上昇した。設備投資の6カ月予測は36.5と、3月の34.5から上昇した。

特別調査では、調査先企業の51.5%が売り上げが増える見込みから今年設備投資を増やす予定だと回答した。前年4月は40%だった。設備投資を増やすとした企業のうち36.7%が上半期に予定しているとし、残りは下半期と回答した。

景況感に関するさまざまな指標は、トランプ氏が昨年11月の大統領選で予想外の勝利を収めた後に上昇した。事業主や企業の幹部はトランプ氏や共和党が減税や規制緩和、大規模なインフラ支出などの政策を進めることを期待したからだ。ただそれ以来、こうした指標は低下し始めている。

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