[ワシントン 20日 ロイター] - トランプ米大統領の税制改革は、主に米経済の成長加速を通じて得られる将来の歳入で大幅減税を賄うことを想定している。米政権のアドバイザーらが20日、明らかにした。

ムニューシン米財務長官は、国際通貨基金(IMF)・世界銀行春季総会に合わせて行われた質疑応答で「(税)率の引き下げの一部は控除削減や税の簡素化によって相殺される」とした上で、「しかし大半は基本的に成長とダイナミック・スコアリングによって補われるだろう」と述べた。

ダイナミック・スコアリングは税制変更が経済成長などを通じて税収に跳ね返ってくる効果を推計する方法だ。

共和党は大規模な税制改革が米経済成長率を3%超に押し上げるとみている。

ムニューシン氏はダイナミック・スコアリングによって税収に2兆ドルの緩衝効果が生じると見込んでいる。

国家経済会議(NEC)のコーン委員長も同総会で、ダイナミック・スコアリングは上院の規則で恒久化できない赤字で減税を賄う状況を回避することにつながるとの見解を示した。

議会共和党は、輸入製品への課税や企業の利払い費用の税額控除廃止で減税を賄う計画だが、企業や共和党議員の間では強い反発がある。

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