[サンフランシスコ 21日 ロイター] - 米国土安全保障省のジョン・ロス監察官は21日、米短文投稿サイトのツイッター<TWTR.N>が、トランプ政権を批判するアカウントの情報提供命令に対し言論への圧力として同省を提訴した問題について、職権乱用の可能性について調査を行う意向を示した。

調査を要請した民主党のロン・ワイデン上院議員に宛てた書簡で明らかにした。

ロス氏の監察総監室は省内の職権乱用などについて調査を担っている。書簡で同氏は、ツイッターへの命令状が「不適切だったかどうか、職権乱用の可能性も含めて」調査すると表明した。

ツイッターが今月6日に提起した訴訟によると、同社は3月に国土安全保障省傘下の税関国境警備局から「@ALT_uscis」のアカウントについて身元照会情報を明らかにするよう求める命令状を受け取った。

同アカウントはトランプ氏の移民政策を批判する投稿を繰り返しており、ツイッターは、命令は政治的な反対意見を抑え込む違法行為だと主張。訴状によると、同アカウントは移民担当部局の職員が少なくとも1人関わっているとみられる。

ツイッターによる提訴の1日後に税関国境警備局は同社に対する命令を撤回している。