[パリ 24日 ロイター] - フランスのオランド大統領は24日、来月に実施される大統領選挙の決選投票で中道系独立候補のマクロン前経済相を支持するよう呼び掛けた。

前日に実施された大統領選第1回投票では、マクロン氏と極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首が5月7日の決選投票に進むことが決まった。

オランド大統領はテレビ演説で「決選投票に極右政党が進むことはフランスにとってリスクだ」と述べた。

妻の不正給与疑惑が打撃となり、支持が伸びなかった中道右派・共和党のフィヨン元首相(3位)と5位に終わった社会党のアモン前国民教育相はマクロン氏の支持を表明しており、世論調査ではマクロン氏が決選投票で少なくとも61%の支持を獲得してルペン氏に勝利するとみられている。

オランド大統領はまた、ルペン氏の政策は国内の対立をあおると批判。「フランスの構成、結束、欧州と世界での地位がかかっている」と国民に訴えた。

一方、ルペン氏は24日、大統領選に専念するため、FNの党首の座から一時的に離れると表明。マクロン氏がイスラム教徒によるテロ行為に対峙したときに「弱腰」になると痛烈に批判した。

*内容を追加しました。