[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米国株式市場は、主要株式指数が反発して取引を終えた。ナスダック総合指数は終値で過去最高値を更新した。

フランス大統領選第1回投票で、中道系独立候補のマクロン前経済相がトップで5月実施される決選投票への進出を決めたことを受け安心感が広がり、アジアや欧州に続き米国市場でも買い注文が優勢になった。

世論調査では、5月7日の決選投票でも親欧州連合(EU)であるマクロン氏が極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首を押さえ勝利すると予想されている。

ウェルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメントの首席ポートフォリオ・ストラテジスト、ブライアン・ヤコブセン氏は「(大統領選ではマクロン氏が勝利するとの見通しにより)フランスのEU離脱に対する恐怖感が薄れた。安心感から買われるという典型的な値動きで、中でも金融株でその傾向が顕著だ」と指摘した。

ユーロ圏の銀行株指数<.SX7E>はこの日7.4%高。S&P銀行株指数<.SPXBK>は2.8%上がった。

半面、この日は金や円といった安全資産は売られた。シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX)<.VIX>は10.84と2月14日以来の低水準だった。

米国では今週、米グーグルの持ち株会社アルファベット<GOOGL.O>や米マイクロソフト<MSFT.O>などの四半期決算発表が集中している。

ヴンダーリッヒ・セキュリティーズのチーフ・マーケット・ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「企業利益は市場予想を上回りそうだ」と述べ、決算が、良好な見通しをさらに上回る内容となることに期待を示した。

個別銘柄では、米医療機器のCRバード<BCR.N>が20%近く上昇。米同業ベクトン・ディッキンソン<BDX.N>がCRバードを240億ドルで買収すると発表したのが買い材料だった。

米取引所の合算出来高は約68億株で、直近20営業日の平均である63億株を上回った。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引では値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回り、比率は2.47対1。ナスダックも2.61対1で上昇銘柄が上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 20763.89 +216.13 +1.05 20723.59 20792.20 20723.59 <.DJI>

前営業日終値 20547.76

ナスダック総合 5983.82 +73.30 +1.24 5979.96 5989.92 5970.25 <.IXIC>

前営業日終値 5910.52

S&P総合500種 2374.15 +25.46 +1.08 2370.33 2376.98 2369.19 <.SPX>

前営業日終値 2348.69

ダウ輸送株20種 9282.99 +149.18 +1.63 <.DJT>

ダウ公共株15種 709.03 +3.02 +0.43 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1007.80 +14.86 +1.50 <.SOX>

VIX指数 10.84 -3.79 -25.91 <.VIX>

S&P一般消費財 706.60 +4.26 +0.61 <.SPLRCD>

S&P素材 331.24 +3.87 +1.18 <.SPLRCM>

S&P工業 569.44 +7.36 +1.31 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 570.14 +5.45 +0.97 <.SPLRCS>

S&P金融 393.10 +8.43 +2.19 <.SPSY>

S&P不動産 197.62 -1.82 -0.91 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 501.23 +2.70 +0.54 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 859.64 +8.07 +0.95 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 162.67 -0.06 -0.04 <.SPLRCL>

S&P情報技術 916.39 +11.75 +1.30 <.SPLRCT>

S&P公益事業 263.79 +1.27 +0.48 <.SPLRCU>

NYSE出来高 9.07億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 18900 - 40 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物6月限 円建て 18870 - 70 大阪比 <0#NIY:>

*内容を追加しました。