[東京 25日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比158円86銭高の1万9034円74銭となり、3日続伸した。取引時間中では4月3日以来、3週ぶりに節目の1万9000円台を回復した。北朝鮮の軍創建記念日を迎えたが、核実験やミサイル発射の報道がここまでなく、地政学リスクの懸念が後退すると先回りして見込んだ買い戻しが入った。

為替がドル安/円高方向に振れたことが重荷となり、序盤は小安く始まったものの、切り返す展開だった。日経平均ボラティリティ指数<.JNIV>は3月17日以来の水準まで下落。業種別では証券業が上昇率トップとなるなど、金融セクターが堅調。情報通信、小売などを除く29業種が値上がりした。

石川製作所<6208.T>など中小型の防衛関連銘柄には利益確定売りが広がった。東証1部の午前の売買代金は1兆円を上回っている。「北朝鮮による核実験はきょうはないとの安心感が広がっており、リスクオン的なムードとなっている」(光世証券・執行役員の西川雅博氏)との声が出ている。

東証1部騰落数は、値上がり1584銘柄に対し、値下がりが332銘柄、変わらずが99銘柄だった。