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孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA
【第20回】 2017年5月12日
著者・コラム紹介バックナンバー
三木雄信

「とにかく目標は必達だ」と勘違いしている人に
今すぐ伝えたいこと

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わずか三十数年で8兆円企業へと成長したソフトバンク。多くの企業が日本経済の停滞に苦しむなか、圧倒的な拡大を続けることができたのは、目標を柔軟に変えてきたことが大きい。
ソフトバンクでは今も、6万人超の社員が毎日目標設定し、それを毎日改善している。この柔軟な転換が組織の成長を後押ししているのだ、
では、具体的にどうやればいいのか? 9年にわたり孫社長の右腕として活躍した元ソフトバンク社長室長・三木雄信氏の発売1ヵ月半で5万部を突破した話題のベストセラー『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA』から一部抜粋して紹介する。

最初の目標は「仮置き」でいい

 私が決めた「3人」「10分」という目標数値に根拠はありません(第19回参照)

 いくら電話をかけても、相手にすぐ切られてしまったらアポイントにはつながりません。少しでも長く話を続ける中で、相手のニーズを聞き出し、こちらが相手にとって有益な情報を持っていることが伝わって、初めて担当者も「だったら一度、会ってみようか」と思うものだろう。

 こんな仮説をもとに、とりあえず設定しただけです。

 でも、最初はそれで構いません。何事もやってみないとわからないのですから、「どんな数値設定が正しいか」という分析に時間をかけるのは無意味です。

 実行してみて、この中間目標では「月に3件の契約」という最終ゴールを達成できないなら、毎日の数値目標も改善していけばいいだけです。

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    三木雄信

    1972年、福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。ソフトバンク社長室長に就任。孫正義氏のもとで、マイクロソフトとのジョイントベンチャーや、ナスダック・ジャパン、日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収、およびソフトバンクの通信事業参入のベースとなった、ブロードバンド事業のプロジェクトマネージャーとして活躍。また、一連の事業を通して「高速PDCA」の土台を構築する。
    2006年に独立後、ラーニング・テクノロジー企業「トライオン株式会社」を設立。1年で使える英語をマスターするOne Year English プログラム〈TORAIZ〉を運営し、高い注目を集めている。
    自社経営のかたわら、東証一部やマザーズ公開企業のほか、未公開企業の社外取締役・監査役などを多数兼任。プロジェクト・マネジメントや資料作成や、英語活用など、ビジネス・コミュニケーション力向上を通して、企業の成長を支援している。
    多数のプロジェクトを同時に手がけながらも、ソフトバンク時代に培った「高速PDCA」を駆使し、現在は社員とともに、ほぼ毎日「残業ゼロ」。高い生産性と圧倒的なスピードで仕事をこなし、ビジネスとプライベートの両方を充実させることに成功している。
     


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