[東京 26日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の111.39/41円だった。仏大統領選や北朝鮮を巡るリスク警戒で売られてきたユーロが買い戻され、買われてきた円が売り戻される流れが続き、底堅い動きとなった。

午後のドル/円は、111円前半でもみ合った。

リスク警戒の巻き戻しによってポジションはニュートラルに近づいたとみられる一方、午後にも巻き戻しの動きは断続的に出て、底堅さが意識された。4月10日以来2週間ぶりの高値となる111.43円に、ユーロ/円は3月17日以来1カ月ぶり高値121.98円に、それぞれ一時上昇した。

機関投資家の一部は、保有するドル資産の為替ヘッジについて、部分的なヘッジ外しを検討しているとされ、ドル高が続けば、そうした実需のフローがドルの上昇力を強めるとみられている。

北朝鮮関連では、平和的な解決に向けて、特に進展があったわけではないが、「全体的に(ドル/円では)目線が上向きになっている」(外銀)という。

目先ではきょう発表されるトランプ米大統領の減税案に関心が寄せられる。財源確保のめどが立つなど、実現可能性が高そうな案が示されればサプライズとなり、ドル/円は素直に上昇するとみられる。

一方、かつてのトランプ相場の際ほどには事前の期待は高まっていないとされるだけに、具体性の乏しい内容となっても、失望による下押しは限られそうだとの見方もある。

午前のドル/円は一時111.42円まで上昇し、海外時間の高値111.19円を上抜けた。

この日はスポ末にあたるため、ドル/円では水準的に実需のドル売りフローが強まると見られていたが、ドルは仲値公示を挟んで堅調さを保った。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 111.39/41 1.0944/48 121.91/95

午前9時現在 111.08/10 1.0926/30 121.37/41

NY午後5時 111.08/10 1.0925/27 121.35/39

(為替マーケットチーム)