[シンガポール 27日 ロイター] - 原油先物は27日のアジア時間の取引で下落。世界的な供給過剰懸念を受けて地合いが悪化した。ただトレーダーらは、現行水準付近で下値は堅いとも指摘している。

0137GMT(日本時間午前10時37分)時点の米WTI原油先物<CLc1>は前日終値比0.56%安の1バレル=49.34ドル。

4月のピークからは8.5%前後の下落。

北海ブレント先物<LCOc1>は0.46%安の51.58ドル。

同先物は4月の高値から9%近く下落している。

市場関係者によると、ここ数週間の下落は、石油輸出国機構(OPEC)やロシアなどの協調減産努力にもかかわらず、世界の原油市場は依然として供給過剰状態にあるとの認識が背景。

OANDA(シンガポール)のシニア市場アナリスト、ジェフリー・ハレー氏は「原油在庫が世界的に高水準なのは明らかで、6月に減産合意の期限を控え、OPECの立場を難しくしている」と指摘した。