[パリ 27日 ロイター] - 27日に公表されたフランス大統領選の世論調査によると、決選投票に向けた選挙戦は中道派独立候補のマクロン前経済相より極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首のほうが良いスタートをきったとの見方が優勢となった。

調査会社エラブがBFMテレビの委託で実施した調査によると、ルペン氏は選挙戦を順調に始動させたとの回答が半数だったのに対し、マクロン氏は43%にとどまった。

マクロン氏は26日、出身地アミアンにある家電大手ワールプールの工場を訪れたが、その際にストライキ中の労働者からやじを飛ばされる場面が繰り返し報道された。一方、マクロン氏の数時間前に予想外に同工場に現れたルペン氏が、労働者に好意的に迎えられる光景も報じられた。

世論調査でマクロン氏の勝利が予想される中、同氏は当選を確実にしたかのように振舞っているとの批判も浴びている。23日夜、パリのレストランで第1回投票での勝利を祝ったマクロン氏をルペン陣営は「庶民とかけ離れた政治エリート」と批判した。