[27日 ロイター] - 米マイクロソフト<MSFT.O>が27日発表した第3・四半期決算(3月31日まで)は、売上高が市場予想をわずかながら下回った。クラウド・コンピューティング事業は好調だったが、売り上げで最大のパーソナル・コンピューティング事業が振るわなかった。

特にタブレットおよびノートパソコンの「サーフェス」の売り上げ急減が響いた。

株価は引け後の時間外取引で1%安の67.62ドル。

調整後売上高は235億6000万ドルと6%増加したものの、アナリスト予想の236億2000万ドルに届かなかった。

パーソナル・コンピューティング部門の売上高は7.4%減の88億4000万ドル。ファクトセット・ストリートアカウントがまとめたアナリスト予想平均は92億2000万ドルだった。同部門は基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」やゲーム機「Xbox」、インターネット検索広告、サーフェス製品などを取り扱う。

サーフェスの売上高は前年同期の13億ドルから8億3100万ドルに26%急減した。

マイクロソフトの投資家向け広報担当ディレクター、ザック・モクシー氏は、他社のハイエンドコンピューターとの競争や、サーフェス製品の多くが市場に投入されてから長い時間が経過していることを売り上げ減少の理由に挙げた。

一方、クラウドプラットホーム「アジュール」を含む「インテリジェント・クラウド」事業の売上高は約11%増の67億6000万ドル。「アジュール」の売上高は93%と大幅に伸びた。

マイクロソフトは、クラウド型業務アプリケーション「ダイナミクス365」の増収率も初めて発表した。売上高は為替変動を除いたベースで82%増加した。実額は明らかにしていない。

第3・四半期の純利益は48億ドル(1株当たり0.61ドル)で、前年同期の37億6000万ドル(同0.47ドル)から増加した。一時項目を除く1株利益は0.73ドルで、トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト予想である0.70ドルを上回った。

マイクロソフトが約260億ドルで買収したビジネス向け交流サイト(SNS)のリンクトインは、同期の収入に9億7500万ドル貢献した。

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