[ソウル 28日 ロイター] - 韓国最大野党「共に民主党」の大統領候補、文在寅(ムン・ジェイン)前代表の外交顧問を務める金基仲・延世大学校教授は28日、韓国が新型迎撃ミサイル(THAAD)システム配備の費用を負担することは、選択肢として「ありえない」との認識を示した。

トランプ米大統領は27日、ロイターのインタビューに応じ、韓国政府に対して、米軍によるTHAADシステム配備の対価として10億ドルの支払いを求める考えを示した。

同教授は「たとえ我々がTHAADを購入したとしても、主な運用は米国の手に委ねられる」と指摘。「したがって、購入は選択肢としてありえない」と述べた。

韓国大統領選は来月9日に投開票。世論調査では、文在寅氏が大きくリードしている。

韓国国防省も28日、「韓国が土地と支援施設を提供し、米国がTHAADシステムの配備・運用・維持費用を負担するとの両国の立場に変更はない」との声明を発表した。