[ワシントン 27日 ロイター] - 米下院指導部は、修正を加えた医療保険制度改革(オバマケア)改廃法案に対する十分な支持が集まっていないため、同案の採決を今週中には実施しないことを決めた。関係者が27日明らかにした。

ホワイトハウス当局者は、トランプ政権の発足から100日を迎える今週29日より前に本会議で同案の採決を行うよう求めていた。

オバマケア改廃法案の修正案を巡っては、共和党の保守派下院議員で構成する「フリーダム・コーカス」が26日に支持を表明したものの、党内穏健派から十分な支持が得られず、27日夜時点で可決に必要な賛成票は集まらなかった。

オバマケア改廃には民主党議員が結束して反対しているため、可決には共和党の穏健派と保守派の双方からの支持が必要となる。

議会関係者は、来週に採決が行われる可能性は排除せず、「十分な支持が得られたときに採決を行う」と語った。

セッションズ下院議員も、来週に採決が行われる可能性に含みを持たせた。

共和党下院指導部は3月にオバマケア改廃法案の可決を試みたが、党内保守派と穏健派の支持を得られず、法案を取り下げた。