[フランクフルト 28日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が28日公表した調査によると、ユーロ圏のインフレ率は当初予想より速いペースで加速する可能性があるが、基調インフレは緩やかな伸びにとどまると予想されている。

ECBは27日の理事会で、エネルギーと食品を除くインフレ率は依然明確な上昇トレンド示していないとの見方から、緩和措置の維持を決定した。成長が加速しても緩和措置の撤廃は段階的に実施され数年かかることを示唆した。

調査会社56社の回答に基づくと、今年のユーロ圏のインフレ率見通しは1.6%で、3カ月前の前回調査の1.4%から上昇した。2019年までには1.7%となる見込み。前回調査では1.6%と予想されていた。

2021年の予想は1.8%で変わらず。

今年の基調インフレ率見通しは1.1%、来年は1.3%で変わらず。インフレ率の上昇は振れの大きな食品と燃料価格に左右され、コアトレンドにはほとんど影響しないことが示された。

今年の成長率見通しは1.7%で、当初予想の1.5%よりも加速する見込み。来年は1.6%、2019年は1.5%と予想されている。

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