[ブリュッセル 28日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した4月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は、前年同月比1.9%上昇と予想を上回る伸びだった。

前月の上昇率は1.5%。4年ぶり高水準だった2月の2.0%をわずかに下回った。

ロイターがまとめたエコノミスト予想の1.8%を上回った。前日発表された4月の独CPI伸び率が予想を上回っていたことから、高い伸びは市場で予想されていた。

欧州中央銀行(ECB)は、中期的なインフレ率目標を2%をやや下回る水準に設定している。

変動の激しい食品とエネルギーを除くコアインフレ率は1.2%。3月の0.8%、市場予想の1.0%を上回り、2013年9月以来の高水準だった。

4月のCPI上昇率は、ECBへの緩和措置縮小の圧力を強める可能性がある。

ECBは前日の理事会で緩和スタンスの継続を決定したが、景気に力強さが増していることを明確に認めている。

全体のインフレ率の上昇は、エネルギー価格が7.5%、未加工食品価格が2.2%上昇したことが主因。

食品、アルコール、たばこの価格は1.5%上昇。3月は1.8%上昇だった。

サービス部門の価格は1.8%上昇し、3月の1.0%から伸びが加速した。