[東京 28日 ロイター] - 村田製作所 <6981.T>は28日、2018年3月期の営業利益について前年比12.3%増の2260億円を見込んでいると発表した。スマートフォンの高機能化に伴う部品点数の増加や自動車の電装化の進展が追い風となる見通し。

会社予想はトムソン・ロイターがまとめたアナリスト22人の予測平均値2484億円を下回る。

売上高は前年比7.9%増の1兆2250億円を計画。通信向けが同12%増、カーエレクトロニクス向けは同13%増を見込んでいる。前提となる為替レートは1ドル108円、1ユーロ115円。

最終利益は前年比11.5%増の1740億円を予想。先行投資や製品価格の値下がりといった減益要因を新製品の投入や原価低減で吸収する。

2017年3月期の売上高は前年比6.2%減の1兆1355億円、営業利益は同26.9%減の2012億円、最終利益は同23.4%減の1560億円だった。

通信モジュールの売上高が、円高の影響やハイエンドスマホ向けの生産量減少、特定顧客向けのシェア低下により、前年比17.6%減と大きく落ち込んだ。円高は営業利益を420億円下押しした。

(志田義寧)