[ワシントン 28日 ロイター] - 北朝鮮が新たなミサイル発射実験を行ったことを受け、米国のトランプ政権は北朝鮮への追加制裁を急ぐ可能性がある。米当局者が28日、匿名を条件にロイターに明らかにした。

新たな制裁には、特定の北朝鮮企業および中国企業を対象にした措置も含まれる可能性があるという。

この当局者はまた、米国は海軍の軍事演習を新たに実施し、北朝鮮の周辺海域に艦船と航空機を追加配備する可能性があると語った。

複数の米当局者によると、北朝鮮北部から現地時間29日に発射された弾道ミサイルは中距離ミサイル「KN-17」とみられ、発射から数分で爆発し、実験は失敗に終わったもよう。

先の当局者は、新たなミサイル発射実験は5月9日の韓国大統領選を前にした「挑発行為」であり、予想されていたものだが、今回の実験を機に、トランプ大統領は中国側に北朝鮮への圧力を一段と強めるよう迫る可能性があると語った。

また、北朝鮮が警告通りに大陸間弾頭ミサイル(ICBM)の発射実験を行う場合、米国がはるかに強硬な対抗措置に出る可能性を示唆した。