[ロンドン 30日 ロイター] - 英国のメイ首相は30日、6月8日の総選挙で自身が率いる保守党が勝利した場合、付加価値税(VAT)の税率を現行の20%から引き上げない方針を示した。選挙キャンペーンに関する初のテレビインタビューで明らかにした。

同首相はITVの番組「ペストン・オン・サンデー」で、「VATは引き上げない」と表明。保守党は減税を支持する政党であり、全般的な税水準の引き上げは計画していないと述べた。

ただ、キャメロン前首相が2015年の総選挙の際に掲げた2020年までVATや所得税、国民保険料を引き上げないという公約に改めてコミットすることは差し控えた。

一方、同じくVATを引き上げない方針を示している野党・労働党は、メイ首相のVATに関する約束履行は信用できないと批判している。同党のアンドリュー・グウィン議員は、メイ氏が「労働階級や年金受給者、公共サービスに脅威」をもたらすとの見解を示した。

総選挙に関する世論調査では、最近リードが縮小したものの、メイ氏の勝利が見込まれている。