[東京 1日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比78円25銭高の1万9274円99銭となり反発した。朝方は外部環境に大きな変化がない中、小口の利益確定売りが先行して安く始ったが、寄り後まもなくプラスに転じた。ソニー<6758.T>、東京エレクトロン<8035.T>などの好決算銘柄が買われて指数の上昇に寄与した。東京エレクが1銘柄で日経平均を約63円押し上げた。前場中ごろから円相場が1ドル111円台後半まで弱含むと日経平均も上げ幅を拡大させる展開だった。

連休の谷間ではあるが、前場の東証1部売買代金は約1.1兆円と膨らんでいる。好業績のハイテク関連株が短期資金による値幅取りなども交えて活況だったことが要因だ。市場では「個別の決算が良好なことは確認できたが、株価はほぼフェアバリューの水準まで戻した。ここから一段と期待感を高められるかどうかは米国の政策だけでなく、国内政策など日本独自の材料も必要になる」(むさし証券ストラテジストの中島肇氏)との声が出ていた。

東証1部騰落数は、値上がり1068銘柄に対し、値下がりが777銘柄、変わらずが170銘柄だった。