[デトロイト 28日 ロイター] - 米消費者情報誌コンシューマー・リポーツは28日、米電気自動車(EV)大手のテスラ<TSLA.O>の主力セダン「モデルS」について、自動車の安全性ランキングの首位を奪回するには、衝突被害を軽減するための自動緊急ブレーキ(AEB)機能を完全に修正することが必要との見解を示した。

同誌が26日発表したランキングでは、モデルSが超高級車部門の首位から転落し、トヨタ自動車<7203.T>の「レクサスLS」と独BMW<BMWG.DE>の「7シリーズ」に続いて3位となった。テスラが標準装備とするとしていたAEB機能を実現できなかったため。

同誌によると、モデルSにはかつてAEBが標準装備されていたが、ソフトウエア関連の問題で2016年10月以降に生産された車両については無効になっていた。テスラは27日、無効の車両を対象にソフトウエアを更新。ただ、新たなソフトでは機能が作動するのが最大時速28マイル(45キロ)までで、現行の時速90マイルと比べて著しく低く、十分とは言えないとの評価を下した。

テスラは先週、今回のAEBの問題とは別のパーキングブレーキ関連の不具合で、モデルSとスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」合わせて5万3000台をリコール(回収・無償修理)した。