[シドニー 2日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は2日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。据え置きは9カ月連続。

ロイターのエコノミスト調査によると、エコノミスト71人全員が据え置きを予想していた。

RBAは経済成長について楽観的な見方を示したが、声明には、賃金の伸びは「当面の間」鈍い状態が続くと予想されるとの新たな一文が追加された。

オーストラリアのコモンウェルス銀行(CBA)のエコノミスト、マイケル・ブライス氏は「賃金に関してRBAが示した、ここ最近では最も悲観的な見方だ」と指摘。「RBAはインフレ率が当面、低水準で推移するとの見通しに確信を持っているのだろう」と述べた。

AMPのチーフエコノミスト、シェーン・オリバー氏は「インフレ圧力が弱いままで、不完全雇用の状態が広がっているほか、過去最低となる賃金の伸び、依然として高すぎる豪ドルを考慮すれば、RBAが利上げを考えるのは早すぎる」と指摘した。

先物市場<0#YIB:>では、年内に金利が変更される可能性はわずかしかないとみられている。

*内容を追加しました。