[ロサンゼルス 1日 ロイター] - 麻生太郎財務・金融相は1日、ロサンゼルスで開かれたフォーラムで、北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐる政治的な緊張の高まりに円が脆弱(ぜいじゃく)だと述べ、円相場が極めて不安定だと警告した。

同相は「われわれは北朝鮮で何かあれば円がどうなるかを常に考えるべきだ」と指摘。危機の際に円が買われる傾向について問われると、「円は安全通貨と言われている」としつつ、北朝鮮情勢が円相場を「極めて不安定」にしていると述べた。為替レートについては市場が決定するべきだとしてコメントを避けた。

環太平洋連携協定(TPP)を巡っては「米国がTPPからの離脱を決定しており、(米国を除く)残る11カ国でTPPを推し進めるのが良いだろうとわれわれは考えている」と説明。その上で麻生氏は「米国にとって、TPPよりも2国間の枠組みのほうがより多くを得られるというのは事実ではない」とし、ある程度時間がかかるとしながらも、最終的に米国はTPPに再び参加するほうが良いと分かるだろうと述べた。

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