[ニューヨーク 5日 ロイター] - サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は5日、4月の米雇用統計の内容は「心強く」、労働市場の過熱化リスクを回避するために、連邦準備理事会(FRB)は年内あと2、3回の利上げを実施する必要があるとの見解を示した。

同時に、今回の雇用統計で4.4%まで低下した失業率については、年末時点で自身の予想である4.5%を下回る公算が大きくなっていると指摘。「今後数年にわたり持続可能な水準を大きく下回る状況となるリスクが増大している」とした。

今年これまでの雇用の伸びは平均で月18万5000人となっており、失業率はFRB当局者が長期の均衡水準と考える4.7%の水準を下回っている。

ウィリアムズ総裁は記者団に対し、「経済は極めて堅調で、われわれは目標に非常に近い」とし、FRBは利上げを継続する上で良い状況にあると述べた。

経済の過熱化を放置すれば、将来のリスクが増大するとし、「今後数年で雇用の伸びが一段と持続可能な(改善)ペースに鈍化することを確認する必要がある」と指摘。月間8万ー10万人増まで減速することが望ましいとの考えを示した。