[モスクワ 6日 ロイター] - ロシアの通信当局ロスコムナゾールは6日、中国の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)<0700.HK>が開発した無料メッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」へのアクセスを4日に遮断したと明らかにした。同社が「インターネット上の情報配信の主催者」の連絡先を提出しなかったためだという。

テンセントはロイターに対し、ロシアでのウィーチャットの状態を調査中で、関係当局と連絡を取っていると説明した。

2011年に公開された同アプリは、ロシアではあまり普及していないものの、アクセス遮断は中国人観光客や中国でビジネスを行うロシア人に影響が出る可能性がある。

コンサルタント会社J'son & Partnersによると、ロシアで昨年最も有名だったメッセージアプリは国内企業Mail.Ru(メイルルー)<MAILRq.L>のVKontakte、米フェイスブック<FB.O>のワッツアップ、楽天<4755.T>のバイバーだという。

ロシアは昨年、同国の個人情報に関する法律に違反しているとして米マイクロソフト<MSFT.O>傘下のビジネス向け会員制交流サイト(SNS)リンクトインへのアクセスを遮断した。