[東京 9日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の113.34/36円だった。米利上げへの思惑から底堅さが意識された一方、買い上がる材料に乏しく、方向感は出なかった。

午後のドル/円は113円前半でのもみ合いが続いた。市場では、目先の材料に乏しく、手がけにくいとの声が聞かれた。

「積極的にドルを売る材料は見当たらない」(国内金融機関)といい、底堅さが意識されるものの、米国の6月利上げは、すでに織り込みが進んでおり「さらに買い上がるには材料が必要」(同)という。

金利先物市場に基づく利上げ見通しをCMEグループがまとめる「Fedウォッチ」では、6月利上げの織り込みは90%弱となっている。

韓国大統領選の結果に関心が注がれているが、同大統領選の結果を踏まえて北朝鮮関連で動きがない限り、材料視されない公算が大きいと見られている。

午前のドル/円は、一時113.37円付近の上値抵抗線を上抜けたものの、実需の売りに押されて上昇に弾みがつかなかった。市場では2、3カ月物の先物ドル売り予約をする輸出勢が散見されたという。

米10年国債利回り<US10YT=RR>は午前9時にかけて一時2.3922%まで上昇し、ドル/円も113.38円の高値を付けたが、その後は、米国債利回りの反落や輸出勢の先物売りに阻まれ、正午までにドルは反落した。

市場で6月の米利上げがほぼ確実視されるなか、米社債市場では企業による社債発行のニーズが高まっているとされ、米長期金利の低下を阻む可能性があるという。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 113.34/36 1.0921/25 123.79/83

午前9時現在 113.21/23 1.0925/29 123.69/73

NY午後5時 113.24/26 1.0922/26 123.69/73