[東京 11日 ロイター] - 日銀が11日に発表した4月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は514兆5314億円となり、前年に比べて3.0%増加した。伸び率は2009年5月(同3.1%増)以来の高さとなった前月から横ばいだった。

貸し出しが前年比で増加するのは67カ月連続。日銀によると、引き続きM&A(合併・買収)やアパートローンを含む不動産向け融資などが増加に寄与している。

都銀の貸出残高は同2.4%増の211兆8755億円となり、前月の同2.3%増から伸び率が小幅拡大。09年5月(同2.7%増)以来の高さとなった。地銀・第二地銀は同3.5%増の235兆7594億円で、前月の同3.6%増から伸びが小幅縮小。

信金は同2.8%増の66兆8965億円となった。

4月の預金平残は、都銀と地銀・第二地銀の合計で680兆9016億円。伸び率は同4.4%増で、前月の同4.7%増から縮小した。法人・個人預金ともに増加基調が続いている。

(伊藤純夫)