[東京 11日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前日比29円18銭高の1万9929円27銭となり、小幅続伸となった。取引時間中の年初来高値を連日更新した。一部の値がさ株が指数を押し上げたほか、前日の米国市場でナスダック<.IXIC>が最高値を更新したことでハイテク株にも買いが入った。ただ、短期的な過熱感が高まる中、上値では利益確定売りに押され、指数は伸び悩んだ。

TOPIXは反落。セクター別では鉱業、精密機器、ゴム製品が上昇率の上位。半面、鉄鋼、不動産、金属の下落率が高かった。

ソフトバンク<9984.T>や東京エレクトロン<8035.T>などの値がさ株に買いが入り、2銘柄で指数を約31円押し上げた。

野村証券エクイティ・マーケットアナリストの佐藤雅彦氏は「海外勢の資金も流入しており、世界的にも株高基調が続いている。日経平均はテクニカル的な過熱感をさますために、一時的にエネルギーを溜めている状態」と話している。

東証1部騰落数は、値上がり830銘柄に対し、値下がりが1007銘柄、変わらずが176銘柄だった。