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身体に優しいロボット手術
手術ロボット「ダ・ヴィンチ」【上】

井手ゆきえ [医学ライター],-週刊ダイヤモンド編集部-
【第49回】

 国内で初めて手術ロボット「ダ・ヴィンチ」による心臓手術を行った渡邊剛・金沢大学医学部心肺総合外科教授(東京医科大学心臓外科教授を兼務)はある日、入院患者専用ラウンジの光景に目を見張った。前日に自分が冠動脈バイパス手術を執刀したばかりの70代の女性が、看護師と談笑していたのである。

 「声をかけると“病室から歩いてきた”とにこにこしている。胸の骨を切り開く標準的な手術なら、痛みで身体も起こせない時期だというのにね」。ロボット手術の可能性を確信させる瞬間だった。

 4本のアームが人体の奥深くに潜り込み、緻密な動きで病巣を切り取る手術支援ロボット、ダ・ヴィンチ。1本のアームには高精細カメラが取り付けられ、執刀医の目に、残る3本は繊細な手指となって、鉗子(ピンセット様の医療器具)や超音波メスを次々に装着して縦横自在に組織を切り離していく。

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井手ゆきえ [医学ライター]

医学ライター。NPO法人日本医学ジャーナリスト協会正会員。証券、IT関連の業界紙編集記者を経て、なぜか医学、生命科学分野に魅せられ、ここを安住の地と定める。ナラティブ(物語)とサイエンスの融合をこころざし、2006年よりフリーランス。一般向けにネット媒体、週刊/月刊誌、そのほか医療者向け媒体にて執筆中。生命体の秩序だった静謐さにくらべ人間は埒もないと嘆息しつつ、ひまさえあれば、医学雑誌と時代小説に読み耽っている。

 

週刊ダイヤモンド編集部


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