[クリチバ(ブラジル) 11日 ロイター] - ブラジルのルラ元大統領が政府との契約の見返りとして建設会社からマンションを受け取ったとされる汚職事件の公判が10日、南部クリチバの裁判所で開かれ、初出廷したルラ氏は起訴内容を否認した。

ルラ氏は、自身が問われた収賄の罪を強く否定し、事件を「違法」な「茶番」だと切り捨てた。また、報道でイメージをつぶされたとしてメディア批判も繰り広げた。

5時間に及んだ尋問の中で、ルラ氏は「2003年に大統領に就任した際、私は決して悪事を行わないと固い誓いを立てた」などと主張。もし自分が犯罪を犯せば、同じような低所得層出身者が選挙に立候補した場合に決して投票してもらえないだろうと述べた。

2018年の次期大統領選に出馬意向を示しているルラ氏は、最近の世論調査で支持率トップに立つが、有罪になれば立候補できなくなる。