<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点より小安い114円前半。米格付け機関がカナダの大手銀を格下げしたことを受け、カナダドルが対米ドルや対円で下落した。ドル/円では、国内輸出企業などからじわりと売りが出たが、 引き続き米国の6月利上げ観測が支えとなり、下げは限定的となった。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は続伸。連日で年初来高値を更新した。為替が1ドル114円台と円安に振れたことが支援材料となり、序盤から買いが先行。短期的な過熱感が重しとなったが、じり高基調を継続し、後場に心理的節目の2万円まであと約10円の水準まで上昇する場面があった。

東証1部騰落数は、値上がり979銘柄に対し、値下がりが877銘柄、変わらずが159銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.039%になった。準備預金の積み終盤で資金調達意欲が前日同様にしっかりと示された。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最高落札利回りはマイナス0.1243%、平均落札利回りはマイナス0.1327%と前回(最高:マイナス0.1303%、平均:マイナス0.1395%)に比べて小幅上昇した。

<円債市場> 

国債先物中心限月6月限は前日比10銭安の150円58銭と続落して引けた。前日の米債安を受けて売りが先行。日経平均株価がしっかりと推移したことも短期筋の売りを誘った。事前に警戒感があった30年債入札は無難な結果となったが、結果発表後に買い進む動きが見られず、一時150円51銭と4月10日以来の水準に下げ幅を広げた。

現物市場は長期・超長期を中心に軟調。同ゾーンは30年債入札結果発表後に短期筋から調整売りが出たが、一方でプラス金利の超長期ゾーンに一部国内勢からの押し目買いも観測された。10年最長期国債利回り(長期金利)は一時、同1.5bp高い0.500%と4月10日以来の水準に上昇。