[横浜市 11日 ロイター] - 日産自動車<7201.T>の西川廣人社長兼最高経営責任者(CEO)は11日の決算会見で、フランスの大統領選でエマニュエル・マクロン前経済相が選出されたことについて「率直な感想として良かった」とし、「正直ほっとしている」と語った。

欧州連合(EU)の安定性や仏経済の成長という点からみても「非常に良い結果で終わったと思う」と話した。

日産とフランス政府は同政府による同社や仏ルノー<RENA.PA>への経営関与を巡って2015年に対立した経緯がある。経営関与を強める姿勢を見せていた仏政府との交渉をまとめ、経営の独立性の確約を取り付けたのが西川社長だった。

西川社長は、一昨年の議論では「彼らのチームとは非常に深い話をした」と振り返り、マクロン氏は「(日産と仏ルノーの)アライアンスのバリュー(価値)を十分理解していただけていると思っているので、そういう方が大統領になることは、むしろ仕事がしやすくなったとみている」と述べた。

(白木真紀)