[東京 11日 ロイター] - セガサミーホールディングス <6460.T>の里見治紀・社長兼最高執行責任者(COO)は11日、日本のカジノを含む統合型リゾート(IR)について、同社としては大都市型の施設運営の参画に意欲を示した。

都内で開催されたIR関連イベントで記者団に述べた。

里見社長は「プライオリティとしては大都市型をやりたいと思う」と述べた。地方型のIR参画については、運営が解禁されるロケーションが増えて、「チャンスあれば」とした。

国内でIRを開業できる立地は未定だが、現時点では大阪府(大阪市)、横浜市などが大都市型IRの誘致に前向き。地方型では、北海道(苫小牧市、釧路市など)、和歌山県(和歌山市)などが前向きで、同日まで開催のIR関連イベントでも、国内外の関係者に誘致の説明を行った。

セガサミーは、韓国のカジノ運営会社パラダイス社とともに同国初のIR、「パラダイスシティ」を開業し、出資比率はパラダイス社55%、セガサミーが45%となっている。

日本のIR運営で過半数を握りたいかについて問われ、里見社長は、IRのオペレーションで「大きな比率を握れればいい」とコメント。その上で「(50%超保有)できればいいと思う。それに向けて準備している」と話した。

日本でカジノ運営は違法だが、昨年末、合法化に向けた第1段階であるIR推進法案が成立した。今年12月までにIR実施法案が国会に提出される予定で、税率やマネーロンダリング(資金洗浄)対策などの詳細が固まる見通し。

(江本恵美)